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就活と採活と生活

採用広報・広告を創る立場から就活のあれこれを書いてます。

2012卒の就活が本格的にスタート

かなり日が経ってしまいました。
最近は就活についての話題がTwitterでもよくツイートされていますね。
そのなかでも就活の早期化問題は私も前から思っていたことなので、広く社会の話題になり是正へ進めばいいと思っています。就職活動の期間が早過ぎ・長過ぎるのは明らかで、それによるメリットよりもデメリットのほうが大きいと思います。その理由はあちこちに書かれている通りです。大切な学生時代の約1年間を就職活動に優先させることで、逆に企業の求める人材に育てる機会を喪失していることに気づかないほど、日本の企業はあほとは思えないんだけど、どうしても横並び主義なので、気づいていても他社がしないことを自らすることは滅多にありません。これはなかなかしぶとく根付いています。でも一部、少しづつですが選考時期をずらす方向に動きはじめていることはいい傾向だと思います。
さて、10月1日には各就職ナビが一斉にオープンし、10〜11月はプレエントリーが集中する時期です。ひとつ思うのだけど、まず大企業を中心にエントリーして、後からESとかで動機について考えるというのはおかしな話ですよね。動機もはっきりしないのにエントリーするのはやめたほうがいいと思います。
特に就職難な時代にそんな「活動」では内定への道は見えてこないです。就職難とはいいますが、求人していても学生を採用できないで困っている企業も多数あるわけで、やはり「自分の行きたくない企業には、例え入社できても行きたくない」というような学生が多数存在することがいろんな数字でわかります。
就職して社会にでるということは、今まで親や学校にお世話になった自分が、今度は世の中の人々のために自分が役に立つようになることです。そのご褒美としてお金がもらえるのです。自分が可愛い、自分が大切、自分を活かしたい、そういうところなら働いてやってもいいぞ、と考えていませんか。そういう人のために社会というのがあるわけではありません。勘違いしてる人も多いのではないでしょうか。
どこもお祈りばかりで内定が出ないよ〜と嘆いている学生もいると思いますが、よく考えてみるとどれくらい企業研究をしたかを振り返ってみてください。もしかすると、行きたい、やりたい、と自分が思ってる、知ってる企業しか見ていないかも知れませんよ。社会人未経験なのに、就職も自分が知ってる世界の範囲で考えている人が結構いるように感じます。
就職は一大事ですが、若い時だからできることをやっておく価値は絶対にあると思う。終身雇用の時代ではないのですから、もっと視野を広げて自分の知らない分野にもトライしてみてもいいのではないでしょうか。商社もいいけど、ITも、メーカーも、外食も、アパレルも、介護も、日本には仕事の選択肢はいっぱいあります。乱暴な言い方をすれば、例え失敗してブラック企業に入社してしまったとしても、そこでの経験は貴重だし絶対無駄にはなりません。それは若いときには、充分取り返しがつくものです。
2012年卒の学生はこれからですが、あなたが先日エントリーしたあなたの学生データは、企業の誰一人も目にしないうちにスクリーニングされ、今頃はゴミ箱に入ってしまっているかもしれません。脅しではなく人気のある企業には数万人のエントリーがあるので、選考コストやキャパ的に仕方ないことです。
変な自己分析や適性診断などに惑わされずに、視野を広くもって自分の将来を考えてほしいと思います。(でも先のことは誰にもわからないのだから、考え過ぎないように)