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就活と採活と生活

採用広報・広告を創る立場から就活のあれこれを書いてます。

エントリー時のアンケート

2011卒の学生は既に何社かエントリーしていると思うが、11月の時点で一人当たり平均44社にエントリーしているという結果が出ている。昨年よりも少し多いのは、就職できるかどうか不安だと思っている学生が多いことの証でもあるようです。
そして企業研究の手法としては就職情報サイトと企業ホームページがどちらも73%でダントツでトップ。いまや、ほぼ100%インターネットで就職する企業を選んでいることになる。最近は「バーチャル説明会」として3Dインターネット内で学生と出会う方式を採用する企業も増えてきたので、今後は一時選考までここで実施されることもあるかも知れません。私はあまり同感できないのですが、大企業にとっては採用活動の効率化やコスト圧縮に貢献する新しいスタイルとして増えてくるのでしょう。しかし、多くの企業に流布するものとは到底考えられません。なぜならば、人は会って初めてわかるものだからです(実際に会ってもなかなかわからないのですが)。
さて、先ほどのエントリーの話ですが、発表された調査結果で気になることがあった。
それは企業にエントリーする時にアンケートが付いていたためエントリーしなかった経験があると答えた学生が半数いることが毎日コミュニケーションズの就職モニター調査(11月)でわかったということ。「設問の回答方式が記述式等、手間が掛かるので止めた」が44.6%、「回答内容によって選考されてしまうのではないかと躊躇して止めた」が28.4%という内容だった。
これはエントリーしてぜひ選考に進みたい思っていた企業でも記述式のアンケートがあれば止めたのだろうか?それとも、どちらでもよかった企業なのかわかりませんが、アンケートがあってもなくても選考はエントリーから始まります。当然エントリーシートも選考の基準に入りますよね。でもエントリーのときにアンケートがあると困る、躊躇するというのはちょっと変なのではないか。「選考されて困る」のなら、企業はどうすればいいのでしょう?直接お会いするまで選考しないでほしいということでしょうか。その気持ちはわからないでもないがあまりにも就職活動と採用活動の知識不足です。
エントリーしようと思った企業なら、アンケートがあれば最初から自分が優位に立つチャンスだと思って積極的にそれを利用(活用)するくらいの気持ちで挑まないと勝ち残れないと思う。特に記述式のアンケートなら、あなたの志望動機や自己PRなど「あなた自身」を自由に表現できます。アンケートも選考だと考えたほうがいいのですが、むしろチャンスと思ってほしい。最初の段階なので、そんなにシビアな選考にはなりません。参考程度です。でもそれを自分を表現する機会と捉える人と、邪魔臭いので適当に記入する人では第一印象は全然違ってきます。「ああこの学生はあまり記入していないがきっと学業で忙しい人なのでしょう」と思ってくれる人事担当者はいないでしょう。要はあなたの都合で考えるのではなく、人事担当者の立場になって考えてみるとよくわかると思いますよ。エントリー時のアンケートをパスする人が多いということは、逆にちゃんと答える人にとってはチャンスです。採用選考はエントリーから始まっています。自分にはなかなかチャンスは訪れないのではなく、チャンスが訪れていてもそれに乗れる準備ができていないと気づかないもの。さあ、就活はこれからが本番です。