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就活と採活と生活

採用広報・広告を創る立場から就活のあれこれを書いてます。

就活の基本は国語コミュ力

エントリーシートで悩む学生が多いという1月の調査結果が出ていました。エントリーシートでは、選考する立場からいえば、国語力のチェックをベースに職業観のマッチングを重視する企業が多いようです。まだ社会人として働いた経験のない学生がイメージする職業観なのですから、自分なりに思うことをきちんと書けばいいと思います。どうしてもわからないという人は「ESの書き方」でググれば21万件!ほどヒットしますので、参考にする程度ならいいと思います。ただ、最近は対策マニュアルやES添削サービスを利用する学生も増えてきて、結局、似たようなものが多くなり人事としても選考の役割を果たせなくなってきていますので、そこは押さえておくべきですね。
エントリーシートはどこの企業も必須になってきましたが、WEBテストを実施する企業も増えました。所謂「SPI2」に代表される、言語(国語)、非言語(数学)などの能力検査と、性格検査とで構成されており、これは多くのエントリー者を事前にセグメントすることで「学力に問題のある者(ターゲット外)が選考段階に混じらないように」するためのものです。これも一度落ちるとリベンジできませんし、次の選考に進むことはできませんので気を抜くと選考の前半で敗退することになってしまいます。

面接の前にはグループディスカッションを採用している企業も多く、これも突破しなければなりません。これについては自分一人ですることではないので、その企業ではどんなことをするのかを前もって調べておけば、そんなに「対策」を考えるものではないと思います。
面接でチェックされる基本はコミュ力「会話力」です。もちろん、内容は大事なんですが、それをちゃんと伝わる様に話す。面接官から聞かれたことをちゃんと答えることが基本です。覚えてきたことを必死で話すのはいいんだけど、「いや、そーではなくって、いま入社動機をお聞きしているんですが?」といわれないように相手の話をきちんと聞くことが大事です。相手はいま自分に何を求めているのかを感知し、それに対応する能力こそコミュ力ですから。また、あるIT企業の面接で実際にあった話ですが、「私は"SE"になりたいのですが、SEってどんな仕事なのですか?」って聞いた学生がいた(笑)ようですが、面接は自分で調べて当然のことを教えてもらう場でもありません。
もともと面接対策とかマニュアルとかは、個人を特定するという面接の目的から考えると相反するものなので、具体的な面接ノウハウをここで書くつもりはありません。でも、まったく自信がなくて不安な人は、面接対策本やネットでもそのような情報は溢れていますので、マネをするのではなく参考にする程度に見ておけばいいでしょう。
メールは何度でも書き直せますが、面接の場での発言は言ってしまえば取り返しがつきません。「あ、先ほどの発言は本意ではありませんでしたので訂正します。」といえればまだいいかもしれませんが、緊張した場面ではそれも難しいと思います。自己PRなどを文字に書きとめるのもいいのですが、面接に挑む前には声に出して練習をしておくのが絶対にお勧めです。あのスティーブ・ジョブズもプレゼンテーションの前に何度もリハーサルしていました。一人でも模擬面接をしようと思えばできるはず。本当にその企業から内定をゲットしたいならそれくらいのことは当然やるべきでしょう。

余談ですが、私の会社の新人との会話でも、何がいいたいのかわからない。「う〜ん、あっそーか、結局君は今回の件はこの仕様に問題があるってことをいいたいの?」というように、話の前後から相手がここを話したいんだな、と思うことを、こちらで推測までして確認しないと話にならないことがよくありました。(面接でもこういう経験をした面接官がいますよ)メールや絵文字が増えてリアルな会話はあまりしなくなったのか、よくわかりませんが、会ったときは必要最低限のことしか話さないという人が増えたような気がしますね。なんていうのか、会話の「のりしろ」がなくなってしまったような気がします。今日は寒いねとか、来る途中で芸能人を見たとか、どうでもいいような話って、実りある会話を引き出す潤滑剤みたいなものだと思いますよ。(だからといって、面接でどーでもいい話をくどくどしないでくださいね。)